「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」(九州・沖縄ブロック)のトークセッション「障がいのある人が地域で学び続けるために」

昨日の「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」(九州・沖縄ブロック)のトークセッション「障がいのある人が地域で学び続けるために」で最初の5分間にお話しさせて頂いた原稿を下記に掲載します。とても良い経験をさせて頂いことに感謝です😄※10分間の休憩時間にポン太の絵画教室の作品と参加者の動画コメントを皆様に見て頂きました。とても好評でした☺️ありがとうございます✨

ポン太クラブの外山と申します。先程の休憩時間にポン太クラブの活動の1つである「絵画教室の作品」を見て頂いたんですが、どれも笑顔になる作品で、ポン太クラブのメンバーとは、いつも楽しい時間を過ごしています。他にも沢山の作品があるので、ホームページでも見て頂けると嬉しいです。 私は24歳と23歳の息子と、14歳の娘がいます。23歳の次男が自閉スペクトラム症で知的障がいの重度です。 子育てしていく中で、色んなことがいっぱいで、辛い事を思い出すと今でも涙がでちゃうんですけど、子ども達3人には「お母さんは、あんた達3人がいてくれたから頑張って生きてこれた」と伝えています。次男は上手にできない事がいっぱいで、家では大きい声で喚くこともあるんですけど、長男と娘も私と一緒にいっぱい悩んでくれて、一緒に将来の事も考えてくれています。親の私が先に死んでいなくなるので、その後の次男の事が心配で仕方ありませんが、次男の事は沢山の人に支えてもらって、また一人暮らしができるように親として出来ることはやっていこうと思っています。長男にも娘にも自分の好きなように生きていけばいいと話しています。 次男の発達がゆっくりだった事をきっかけに、私は色な所に相談に行ったり、たくさんの人に話を聞いてもらったり、関わってくださった先生たちからもいっぱいアドバイスをもらいました。子ども達と一緒に沢山の事を経験させてもらったのがポン太クラブです。子どもに障害があると言われて、どうしていいか分からなくて不安を抱えたご家族や、ボランティアの学生さんや先生たちが集まって、自分たちが必要だと思ったことを一緒に形にしてきました。遊びの企画、学習支援、絵画教室、講師の先生を招いての学習会、お母さんたちの茶話会、、相談、メールでの情報提供など、動き出して15年ほどになります。ポン太クラブは診断の有無、障害の種類、程度などは関係なく誰でも参加できます。・それぞれに出来る事を話し合いながら支え合う力や関係を育てる事を目的としています。・絶対に誰も無理をしないこと、出来る事を、出来る人が、出来る時にすればいい・子どもも親も学生ボランティアさんも、社会人ボランティアさんも誰もが一緒に楽しんでいます。 私は今も不安がいっぱい、どうしていいか分からない事だらけ、たまにメンタル壊れそうでやばいと思うことがあって、そんなときには誰かに話を聞いてもらうんですが、ポン太の仲間は気持ちを分かってくれて、誰も批判や否定ではなく一緒に考えて見守ってくれます。私は1人じゃないんだと思えます。 ポン太に行くと、ほっとして、体に力が入らずに、このままのダメな私でいいんだと思えますいろんな人が居て、いろんな個性があって、それが混ざり合って楽しいんです。皆の笑顔や頑張っている姿を観て、「私もまた明日から頑張ろう」と思える。子どもだからとか、兄妹だから、親だから、大人だからとか、男だから女だから、障がいがあるとかないとかではなくて、ただの1人の人として知っていてくれる、認めてくれる、それがポン太クラブの仲間です。今迄もこれからも私を支えてくれる存在です。 私の子ども達もポン太も本当に最高です。たくさんの支えて下さっている方々に感謝です。

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