令和元年7月14日(日)10:00-12:00 祝吉地区公民館
『発達障害に寄り添うということ ―その4― (最近のトピックスと質疑応答編)』
【講師】根來 秀樹氏
<プロフィール>
児童精神科医。奈良教育大学 教職大学院 教授/特別支援教育研究センター センター長。
1994年、奈良県立医科大学卒業。同大学精神医学講座・助教、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)児童精神科留学、奈良県立医科大学精神医学講座・学内講師を経て、2009年より奈良教育大学。著書:『ライフサイクルに沿った発達障害支援ガイドブック』診断と治療社(共著) 『注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン(第4版)』じほう(共著)ほか
【下記は参加された皆様の感想です】
・NIRSのストラテラとコンサータの比較から、我慢する力は脳のもっと奥にあるのでは…と分かったことが感動でした。薬を恐怖に感じる人は少なくないですが、上手に活用して社会性を身に付けてもらいたいと思います。
・自閉スペクトラム症の名称や診断基準の変更について知れたこと、薬や脳の働きについて詳しくお話が聴けて勉強になりました。質疑応答の時間に事例に基づいて直接お話が伺えて有意義な時間でした。特性やこだわりについての捉え方を、これからも学びながら日々子ども達に向き合っていきたいです。ありがとうございました。
・初めて参加させていただきました。娘が発達障害がありますが、今日は色んな話をたくさん聞けて、とても参考になりました。有難うございました。
・今年中に薬の処方を予定していたので、参考になりました。
・ADHDと前頭葉の働きや、衝動性との関係が良く分かりました。
・貴重なご講演ありがとうございました。子どもが診断を受けた頃(2~3歳)から10年ほどは自己勉強を良くしていましたが、ここ2-3年は勉強を怠けていましたので、先生のご講演で勉強の機会を頂けて良かったと感じました。
・今回また先生の講話という事で、楽しみにしていました。毎回感じる事ですが、ここで皆さんの話を聞くと、まだまだ知らないことがいっぱいです。保護者の悩みや、どのように接しているか知る事ができました。また今回は質問タイムが多くあり、とても良かったです。ありがとうございました。
・とても難しい研究内容を本当に良く理解できるように話して下さったことに感謝します。
・3つの歯車(心理的・生物的・社会的)の捉え方を、もう少し深めてみようと思いました。
・質疑応答の中にたくさんのヒントを得たと同時に日常生活を精一杯の工夫や想いを寄せて子ども達に関わっておられる家族の姿がありました。国や地域で、具体的な支援、経済的な支援を充分に隅々まで行き渡るように社会的なこととして捉える取り組みをしていきたいと思いました。ありがとうございました。
・一緒に考えて寄り添った支援ができたらと思った。毎月勉強になる学習会をありがとうございます。いろんな接し方があるんだと思った。
・今日もとても分かりやすくて為になるお話をありがとうございました。DSM-5について、診断名から症状・定義まで詳しく学べて頭が整理できました。
・先生の研究についても続きが聴けて嬉しかったです。2番目…悔しかったですね…
・夜尿、嗜癖についても詳しく聴くことができて勉強になりました。