H31.2.9:学習会報告『怒りの感情と向き合うための心理トレーニング』(子ども編)

平成31年2月9日(土)19:00-20:00  祝吉地区公民館
『怒りの感情と向き合うための心理トレーニング』(子ども編) 【講師】山元 英之氏

今回の学習会は「おこるときのやくそく」~おこるとどうなる?~ということで、子どもさん対象の内容でお願いしました。アンガーマネジメント(怒りの感情と向き合う心理トレーニング)という言葉は最近よく聞く言葉ですが、怒りのコントロールは簡単ではないと思います。怒りの感情は誰にでもある自然な感情の一つで決して悪いのもではなく、気持ちを伝える手段を学び、約束を守れば、人も自分も大切に守れることを小さい時から学んでいれば、きっと生きやすくなるのかもしれません。
私自身もこの年になってもイライラや怒りを上手く出せずに、後悔することが多くあります。上手に怒り、必要ないことは怒らないようにする対処法や表現方法を身に付け、私自身も、そして大事な子ども達も大切に守れるようになりたいです。
今回、幼児さんから大人までの62名の幅広い参加でした。子ども達も大人と同様に資料を広げ書き込み、自ら手を上げ積極的に意見を述べて頼もしい姿を見せてくれました。親子で一緒に参加して学ぶ姿も、見ていてとっても癒されました(笑)。子ども達が山元さんのお話をしっかり聞き、自分自身のことを思い浮かべながら怒りについて学べたことは貴重な体験になったと思います。
来年度は「大人編」「中高大生編」を企画したいと思います。

下記に参加された方の感想を掲載します。

・おこったら気をつけようとおもった。
・おこるときのやくそくがわかりました。
・おこるときのやくそく、人をきずつけない、自分をきずつけない、ものをこわさないということがわかりました。この3つを実行したいと思いました。
・おこった後の落ち着き方が分かった。
・いかりの事がよく分かった。
・怒の対策はたくさんあると知った。こうかいをふり返りにしていきたい。(こうかいは下り↓意味がない。ふり返りは次の事の考え対策をたてること)。
・ものにぶつかることが多かったので、6秒まったりすることを心掛けたい。
・怒る時の約束を守る。
・べんきょうになった。
・はなしがながかった。
・分かっているようで分かっていなかったんだなと思いました。おうちでやってみます。
・イライラしたときにどうすればいいか分かった。
・私は年が上がっていくにつれて怒りっぽくなってきてしまっています。いわゆる短気になってきていました。小さい頃はぼうりょくをふるってしまっていました。そして今はぐちやいいたいこと、そんな自分をストレス発散できることがわからずに自分の中で閉じこめて、とても悩んでいました。けど、今日の山元先生が講演してくださったおかげで、発散法か相手を傷つける、自傷行為を防ぐための方法、怒りをおさめるための方法など、自分のためになるようなことが、この1時間でじっくり学べることができました。今日は本当にありがとうございました。とても楽しかったです。
・話の中で、やってはいけないことや後悔がいっぱいあったので、今日の話を聞けてよかったし、できるだけ気をつけようと思った。
・子どもが2人いて、怒りが親だけでは対応できなくなってきたので参加させていただきました。部活動で先輩から理不尽な怒りをぶつけられても、子ども達が対応できるようトレーニングを重ねて過ごしていけるように期待します。
・日々の中で自分の怒りに向き合うことも多く、アンガーマネジメントに興味があった。今日学んだことを意識しながら、自分なりにトレーニングしていきたい。
・子どものアンガーマネジメントについても方法を詳しく知りたい。
・子どもにこのような学ぶ機会をいただけて、とてもよかったと思います。まずは知ることができた。トレーニングを重ねて親子共々理解していきたいです。
・怒りの対処の方法、大切だと感じます。子どもと接する中で、自分の感情に振り回されることが多く、とても疲れます。
・怒りの感情を「知る」から「理解する」に近づけるように心がけたいと思いました。
・人が怒っているのを見て、その人が怒っている理由を聞いてみると、自分勝手だなと思っていましたが、少しずつ理解していこうと思いました。
・自分の対処法をつくって、日々後悔しない様トレーニングしていきたいと思った。
・親子で聞いたことで自分のこともふり返れたし、子どものことも改めて見つめるきっかけになった。
・お話を聞きながら日常の息子とのやり取り、その中での2人のやり取り、怒りを思い出して反省・反省でした。お互いに怒りをぶつけ合っている日々から、明日からは今日のお話を思い出してのやり取りに取り組んでいきたいと思いました。勉強になりました。
・以前から興味があり、とても楽しみに来ました。怒りの温度計、人と自分の怒りの温度の違いに気づくこと、怒りの語彙を増やすこと、怒りへの理解が深まること…まだまだ聞きたいことがたくさんあります。またよろしくお願いします。
・理解したくて子どもの気持ちを少しでも寄り添えていたらと思い、参加しました。双子なので難しいことがまだまだ沢山あるので、前向きに考え理解できたらと思います。
・怒りの連鎖を断ち切るーこれだと思った。
・子ども達にも怒る時の約束を伝えたい!!
・改めてアンガーマネジメントについて学べ、大変勉強になりました。
・日々のトレーニングの重要性を考えさせられました。
・怒りの感情は冷静な判断がどれだけできるか!!これからは怒りのレベル分け等、その場のセラピーを参考にしていきたいと思います。
・多種多様の怒りを有効的に活用しているのと、怒りは必ずしも抑えなくても良い事が分かってきました。今日はありがとうございました。
・怒らなかった(伝えなかったこと)でマイナスな気分が続いた事がありました。早くこのことを知っていると良かったなと感じました。
・「怒る」という感情は良くないものとして(世代的にも)私は育てられた気がしますし、子どもをそう育ててきたと感じました。将来、周囲とよりよく関係が作れるよう子どもにも伝えていきたいと思います。
・職場でも表現がうまくできず、トラブルが起こる方がいらっしゃるように感じています。こういった事に気付いていけるような関わりの視点を持ちたいと思います。
・イライラすることが多いので、怒りを上手に表現できるようになりたいと思いました。トレーニング頑張りたいです。
・「怒」について深く考えたことがなかったので、良い勉強になりました。怒らないようにするのではなく、怒り方について気を付けることに改めて感心しました。
・負の感情のコントロールは人生を豊かにする上で非常に大切だと思うので、他の感情もコントロールできるようにしていきたいです。
・怒る時の約束を守った中で、怒りを表現する事が難しいと思いました。
・怒りのレベル付けを行ってみます。
・“褒める”という事については、考えたり向き合う機会がありましたので、“怒り”の事についてはなかなか考える機会がありませんでした。しかし、子育て、子どもと関わる中で、もしかしたら一番出てくる感情かもしれないと思うようになりました。今までの自分からは考えられない気持ちと向き合う方法を教えてもらうことが出来て良かったです。

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