H27.8.2学習会感想②「おとなになった発達しょうがい当事者さん達の話をきいてみよう」

分科会A <中高大生の座談会>

※当事者さん3名のお話を聴いた後に、自己紹介や感想などを話し合いました。

・私は最初は座談会を行うなんて心からそう感じてはいませんでした(全く)。でも初めて参加したので、最初に自己紹介をしてからにしました。私は、普通にはっきりと少し大きめな声で話してから話を始めました。私はドキドキして不安気味に黙しながら話を聞く瞬間に熟睡してしましました。本当に自分が恥ずかしいなと情けなく思っています。

・話題提供者としては、雰囲気作りの難しさを凄く感じました。これは座談会という場だけでなく、学校の中でも感じられるものではないかと思います。自分のことを先生や同級生に話してもいいという環境や居場所がないことが問題であり、もしあるならこういう場には来ないかもしれない。自分を受け入れてくれる人と場所の重要性を凄く感じました。座談会を通して生き辛さや自身の困難さを理由を見つけることができた中で、泣きながら自身のことを語る参加者の姿を見て、それだけでもこの座談会を開催した意味があったと思います。もし、私が中高生のときにこういう場があっても参加するのは難しいかなと思います。自分自身が何者か?と闘っている中で自分の価値観を脅かされるのが怖いという点が一つ、普段からつまはじきにされている環境の中で、ここでも居場所がなかったらどうしようという怖さがもう一点。普段から色んな場面で勇気を振り絞って人と関わっているのに、その勇気が挫かれることが続く現状(今も昔も)があるので、それを打破できる日がくればと思います。

・私はこの日のために、お話が少しでもスムーズになるようにと、前もって、台本のようなものを持参しました。ですがやはり、私が学生さん達に伝えたいことは、この台本だけでは収まりませんでした。それは、今回お話させていただいた内容は、あくまでも私だけの経験や物事への対処法だけでしかなく、その経験や物事が必ずしも、今回来て頂けた学生さんひとりひとりには、全てが当てはまるというわけではないと思います。その上、私の行っていた対処法が学生さんひとりひとりがやりやすい方法ではないということからです。なので、今を苦悩し、一生懸命現状を変えたいと思っていらっしゃるであろう、多くの学生さん達には、今回の座談会も含め、様々な当事者さん
などとの集まりにて、自身に合った問題に直面した時の術や、当事者である方々のお話を聞き、勇気や希望を少しでも多く、取り入れてほしいと思いました。

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